2007.11.18(Sun)
今日は一日中グダグダしていた。
そこで最近思うことを書き綴っていこうと思う。
◆
まずは今やってる課題のこと。
一辺が5mの立方体の空間を自分の住みたい部屋として設計して模型を作るというものなんですが疑問に思うことがある。
以前から言ってきたけど結局家ってのは住みにくかったら意味がないものだと俺は考えています。
奇抜なデザインを考えるのも結構ですがそれによって実用性が失われては何の意味もありません。
クラスの中の色んなスタディー模型(思考中の仮の簡単な模型)を見ているとどうもデザイン的にこだわっていて本当に住みたい部屋なのか疑問に思う作品がたくさんあった。
ボクの作品が素晴らしくて実用性にあふれているなんて全く思わないけどボクの中では満足いくものを考えたつもりである。
でもそれは『普通』の作品でしかない。
一見どこが凝ってるの?と思われるだろうな。
基本的に外観はただの正方形だから。
あくまでも住みやすい部屋にしたつもりだから。
ずっと悩んでいたし、この前デザインと実用性のことに関する疑問をTAの院生に相談してみた。
俺「見かけがカッコいい作品作るのはいいと思うんですけど、実際あんな感じの家(他の作品のこと)住みにくそうじゃないですか。生活のスペースが少ないし、あれじゃあただのオブジェじゃないですか。確かに一見カッコよくて人の目を引くかもしれないですけど、いざ住む時には住みたいと思う人がいるんでしょうか?」
TA「う〜ん。まぁ確かに実際作って住むとなると、建築基準法で定められた構造とかにも問題が出るし日本には作れないかもしれないね。君の言うことも確かにそれはそうなんだけど今からそんなこと考えなくても良いんだよ。」
TA「今は学生ならではの柔軟な発想力であったり、考え方であったり、そういったものを学ぶ時期だからね。卒業していざ仕事に就くと今みたいな考え方が思いつかなかったりするものだから。それに今後は嫌でも実用性や構造のことは考えなくてはいけなくなるしさ。」
TA「だから今はそこまでそういうことを気にすることはないと思うよ。」
俺「はぁ、そういうもんですか。でも今のうちに考えるようにしておかないと簡単に身につくことじゃないじゃないですか?」
TA「大丈夫だよ。今後嫌ってほど設計するようになるから。」
こんな会話をした。
なんだかな。
前にデザイン系の授業を受けていた女の子とこんなことを話した。
これはボクが授業前にデッサンを見てもらおうと思って授業前にちょっと早めに来ていた時の事だ。
女「前の時間物理なんだけどこっち来た方が良さそうだからサボってきちゃった。」
俺「何で?あぁそういや物理って選択か。だったら別に平気じゃないの。」
女「いや、選択がどうこうとかじゃなくてあたしには構造系は無理だと思ったから。」
女「あんなにちまちま物理の計算やってらんないよ。」
とか言っていた。
俺はおいおい理由がそれじゃあまずくないかい?と思ってたけどいかにも理系的な女の子で色々論理的でうるさかったから聞き流しておいた。
授業中何か行動するにせよいちいち理由付けして、ベラベラ喋るのがうるさい子だな、と思った。
それが悪いことって言うわけじゃない。俺には合いそうもない子だなと、少ない会話ながら思った。
意匠系の建築に進みたいと考えている人でその『デザイン』にこだわる人は多いと思う。
俺だって作るならかっこいい、面白い、人の目を引き、なおかつ周りの環境からも浮いてない、そんな家を作りたいさ。
でも結局家は飾りじゃなくて人が住むものだ。
そのあたりを忘れて家作りを勉強しても役に立つのだろうかと、思う。
最近よくわからない。
◆
TAの人や教授に卒論や卒製など今後のことを聞きまくってみた。
情報収集はRPGの基本ですからねw
基本的に卒論も卒製も一人だけど、そう決められてるわけじゃないからグループでやる人も結構多いらしい。
研究室の中でテーマがあるならそれに沿った内容を何人かで研究することもあるらしい。
俺「研究室っていつから入るものなんですか?」
TA「だいたい三年の終わりくらいからかな。その頃面接して決めるね。」
俺「面接ですか。それはその志望者が本当やりたいことをやるためにその研究室に入りたいのかを見るって事ですか?」
TA「まぁ確かにそれもあるけど単純に人格を見るってのもあるよwあとその人が『使える子』なのかどうか見るっていうのもある。
長い間同じメンバーで作業を続けていくんだし、明らかにコミュニケーション能力がなかったり、態度が悪かったり、そういう人を入れるのはこっちとしても嫌だしね。」
俺「結構シビアなんですね。」
TA「こっちも人間だからさw」
俺「卒業制作と卒論って基本的に並行してやるものなんですか?」
TA「いや〜結構別々にやってる人多いねwもちろん上手くやる人は4年の4月頃からずっと並行してやる人もいるけど、11月の今頃が卒論提出だから大半の人は11月くらいまで卒論で、そこから卒製に取り組むってことが多いね。」
たまたま後ろでその話を聞いていた一年生が会話に参加してこんなことを言ってきた。
「卒製って何等まであるんですか?」
正直こいつはダメだと思った。
いきなり会話に参加してきて何言うのかと思ったらこれですか。
TA「何等?え〜と優秀者は何人か選ばれて、学科全員の前でプレゼンすることになるよ。選ばれなかったら作って持っていって机の上において終わり(笑)」
俺「そんなもんなんですか。一生懸命半年くらいかけて構想練って作ったのに、それだけで終わりってちょっと寂しいですね。」
教授「確かに単純に評価のことだけを考えるとそうかもしれない。でも本来はそういうことではないんだよ。義務感で作るんじゃないんだよ。」
俺「要はもっと楽しみながら純粋に自分の興味を深めるような気持ちで勉強していけって事ですか?」
教授「そうだね。結局課題ということでノルマ的になると、『そのためだけに』仕上げてくることが多くなると思うんだ。こっちも評価はしなくちゃいけないから提出期限は設けなくちゃいけない。でも本当はそうじゃない。」
教授「自分なりに試行錯誤してこうやったらどうだ、それともこうした方がいいんじゃないか、そうやって自分なりに考えることで何か感じることがあったり、建築に対する自分なりの考え方ができたり、何か得るものがあれば本当は周りの評価なんてどうだっていいんだよ。」
俺「そういうもんですか。」
教授「そういうものだよ(笑)」
◆
教授「君達はカッターの使い方がよくないねw」
俺「ですねw俺も全然上手く使えないんですよwwすぐ角がつぶれちゃうしw」
教授「いや、でも君は最初の頃に比べたら大分良くなってるよ。君よりひどい人はたくさんいるし、何がひどいってそのことに気づかないまま使い続けてるのがよくないね。」
俺「確かに提出近づくとどうしても雑になったりしますからね。」
教授「カッターも使い方次第で模型は大きく変わる。使い方も自分で頭使いながらやらないで、ただ切っているだけだと身につかないからね。」
俺「結局道具使うにせよ何するにせよ頭使えって事ですよねw」
教授「そういうこと(笑)」
◆
俺「それにしてもプレゼンって上手い人はホント上手いですよね。見せ方って言うか、伝えたいことがよくわかるって言うか、単純にタイトルのフォント一つ取ってみても良くできてるじゃないですか。軽く悔しいなーって思いますよね。やっぱ。」
教授「当たり前だよww君達は今までそういったことをやってこなかったんだから。単純に真っ白な状況でスタートしたら元々高い位置にいる人が上手なのは当然だよ。」
TA「みんな入ってきた時はそうwでも4年間かけて自分なりに伝えたいことをわかりやすく伝えるためにどうしたらいいのか、考え続ける。そうしていくうちにこうしたら相手は理解しやすいんじゃないか?それともこうした方がイメージを捉えやすいんじゃないか?とかがわかってくるよ。大丈夫。できるようになるさ。」
教授「もともと100できる人がそれなりのことをできるのは当然なんだ。でも0からスタートする人が手探りで学びながら、ちょっとづつ成長していく姿を見る方が僕たちとしても楽しいんだよ。そうすると卒業する頃には、入学したばかりの頃の差なんてなくなってるはずだよ。」
って感じの話をした。
別の教授はこんなことを言っていた。
「君達は課題をやっていると『あと一週間あれば…!』と思うかもしれない。でもね、決められた期間内に自分の考え方をまとめ、きっちり作りたいものを作るって言うのも大事な能力だよ。」
「多分あと一週間あればって思う奴は、一週間後にはもう一週間あればって思うんだよ。だからいくら期間があっても結局同じ。最初に決められた時間内にやるってことが大事なんだよ。これを忘れないようにね、建築に携わるなら大事なことだよ。」
って言ってたな。
多分どっちの教授の言うことも正しいんだろうな。
時間内に作業的に仕上げるのは得るものがないけど、だからといって時間を無限に使って良いということじゃない。
当たり前っていえば当たり前のことかも知れないけど。
何か色々考えちゃうなー。
ホント悩むよ。
ここまで駄文長々読んでくれた人はありがとうございますw
この記事は長かったww
ついでにクリックしてくれたらうれしいっす↓


[2007/11/18 23:57]